日本史トレーナー@マモル

私立大学や国公立の日本史の論述問題の勉強法を紹介してます!

必見!これだけで周りと差をつける記述式答案作成のコツ①

こんにちは!

 

日本史トレーナーのマモルです!

 

これから数記事にわたり

問題形式ごとの回答作成法をお教えします!

 

本日は第1弾!

 

「明示型誘導問題の回答法」

 

についてご紹介します!

 

これを知らなければ、

出題者の求める回答が書けず

部分点すら貰えない

0点解答の連発です。

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しかし、この記事を見て

その通り実践すれば

周りの学生とは一味違った、

高得点回答を連発できます!

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まず、誘導問題とはなにか?

 

誘導問題にはふたつのタイプがあります。

 

①明示型

┗問題文に述べるべき筋や条件が書かれている

 

②暗示型

┗指定語句に誘導がある

┗問題文、資料、統計などの解釈を求める

 

これら2つをまとめて誘導問題と言います。

 

中でも、今回は

明示型の回答作成法

についてお話します。

 

例題

縄文・弥生・古墳時代の墓の様相の違い

から分かる社会の変化を説明せよ。

 

これは至ってシンプルで、

かつよく出題される問題のひとつです。

 

①階級社会の誕生

②副葬品の出現

③共同墓地から単体の墓地への遷移

④王の性質の変化、権威の拡大

 

ということがすぐに

浮かんでくるのではないでしょうか?

 

ここで、

 

①~④の事実だけを列挙しても

(因果関係を無理)、

①④から②③の変化が見られるというような

社会の変化→墓の違いという

問題と逆の書き方をしても

 

回答者は丸をくれません!

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こうした問題は

指示に忠実に従うこと

高得点への確実な道です。

 

解答例を簡単に書くと、

 

縄文時代は共同墓地で副葬品はない。

これは縄文時代が採集経済段階であり、

身分差がなかったことを示す。

 

弥生時代になると、

副葬品が見られるようになる。

これは稲作が始まり

備蓄の差が生じたことにより、

身分社会が形成され、首長が出現したことを

表している。

 

古墳時代になると、共同墓から古墳という

大規模な個人墓が築造され、

王の誕生やその権威の拡大がわかる。

とくに、前方後円墳の分布が

近畿に集中していることから、

ヤマト政権の成立・発展が近畿を

中心としていたことも読み取れる。

 

というように、それぞれ

墓の変化→社会の変化

という型を忠実に守っていることが

分かると思います!!!

 

このような明示型誘導問題では、

必ず問題の指示に忠実に従うこと

を意識してください!

 

これだけで答案の印象が全然違います!

 

その結果として、

試験の結果も大きく変わります!

 

これを知っているだけで、

あなたはほかの受験生より

1歩合格に近づきます!

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逆を言えば、

これが出来なければ合格から

1歩遠ざかることになります。

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まずは、

問題に示される

○○の変化→△△の変化

などの問われ方を問題文から

読み取ることを始めましょう!

 

 

 

最後まで読んでいただき

 

ありがとうございました